IROKO

イロコ

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  • 分類
    クワ科 環孔材
    原産国
    コンゴ
    ガーナ語で「燃えない木」という意味を持つイロコは、耐火性が強く、1666年に大火災の経験があるロンドン市内では住宅の内装材として広く使用されています。
    天然のラテックス成分を持ち、ゴムが作れることや、葉をサンドペーパーに用いることが出来ることなど幅広い用途があります。
    イロコには「ストーン」と呼ばれる、大きいものでこぶし大くらいの炭酸石灰の塊が木材に含まれることがあります。
    そのため、製材には注意が必要で、幅広く美しい木目の板が出来ること、特に一枚板テーブルになるような大きな天板をつくることは容易ではありません。
    イロコは色調がチークに似ていることから家具材としての需要が高く、特にヨーロッパで高い人気を誇ります。
    深い金褐色へと変わる経年変化の美しさは、使い込むほどに味わいが増す無垢材家具の魅力を存分に享受できる銘木です。
    インテリアコーディネートにおいては同じクワ科のベンジャミンやガジュマル、ウンベラータなどの観葉植物と合わせることで室内の統一性も生まれやすくなります。
    イロコ特徴01
    高さ数十メートル、直径も数メートルにもなる大木がたくさんあるなかでこのイロコの木は特に異彩を放ちます。
    なかには樹高50 メートル、マンションで言うと 16~17階の高さにも達するものも。
    アフリカ民族のヨルバ人は、この木には精霊「イロコマン」が宿ると考え、太古の昔からこの木を崇拝してきました。木に感謝し、尊敬を忘れなければ繁栄をもたらす木として大切に扱われてきたのです。
    遠く海と時間を越え、一枚板テーブルにかたちを変えたとしても、その神秘的な力で、住まいやそこに住む家族の繁栄を助けてくれる存在となってくれることでしょう。