CHERRY

チェリー

時間の色をまとう、温かみのある色合いと表情は華やかで優雅なひと時を連れてくる

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  • 分類
    バラ科 散孔材
    原産国
    アメリカ東部全域(ペンシルバニア、バージニア、ウエストバージニア、ニューヨークの各州)
    時の流れに磨かれた木肌の滑らかさ、
    本物の艶と輝き
    主張しすぎることなく、どんな空間にも美しく調和するチェリー。光を程よく抑える木肌は、人とモノとの間に見えない架け橋を渡し、やすらぎに満ちた時間をもたらします。使い込むほどに光沢を放ち、くつろぎの空間に華やかさと温もりをプラスします。
    チェリー特徴01
    アメリカンブラックチェリー
    主な産地は、アメリカ合衆国東部全域(ペンシルバニア・バージニア・ウェストバージニア・ニューヨークなどの各州)に及びます。
    現在、北米大陸には約30品種のサクラ類がありますが、そのなかでも絶大な人気を誇り、現代における最高の木材のひとつとして君臨しているのが、このアメリカンブラックチェリーです。

    この種は日本のヤマザクラなどと同じバラ科に属しています。
    最高級のパイプ材として世界の愛好家から絶賛されているほか、木片は燻製の際にチップとして使用すると、料理の味わいがよりまろやかになります。
    また、赤色から黒色に熟し食用になる直径1㎝程度の果実「アメリカンチェリー」が実ります。

    製材したての心材は淡い薄桃色ですが、年月の経過のなかで紫外線の影響や内部の変化により劇的に変色するのも大きな特徴です。
    最終的には飴色風の濃い赤褐色となり、その変化の様子は「使い込むごとに風合いを増す」という無垢材ならではの特性を強く実感することができます。
    緻密で滑らかな木肌を持ち、磨くだけで美しい光沢を得ることができるうえ、水にも強く、家具になったあとの耐久性も抜群です。

    生長の過程や気候の変化で起こる縮みにより「さざなみ紋(リップルマーク)と呼ばれる独特の紋様が表れることもあり、その美しい表情を多くの人を魅了し続けています。
    樹液を多く含んでいるため、より生命力の強い木から採れた材ほど、その樹液痕である黒い斑点が多く見られるのも特徴です。

    生き様を木目として残すことで生まれた豊かな表情。
    それがチェリー独特の存在感をより強くしています。
    時を重ねるごとにじっくりと、その魅力を楽しむことができる銘材として世界的に高い人気を集めています。


    チェリー特徴02