KAGURA OFFICIAL BLOG

間接照明の効果的な使い方は?

2022.5.26

 

 

間接照明とは


 

 

照明は大きくわけて「間接照明」と「直接照明」があります。

それぞれ役割が異なり、直接照明は空間全体を明るくするための照明です。

天井面(ceiling)に直接取り付けるタイプのシーリングライトなどを指します。

一方で間接照明はどのようなものなのでしょうか。

間接照明とは、照明器具から放出される光のほとんどが天井や床、壁などを照らし、その反射光で空間を明るくする照明のことです。

空間全体、あるいはテーブルやデスクなどの一部分を直接照らすのではなく、補助的に空間の明るさを確保する照明です。

直接照明よりも柔らかな光で明るさは低くなりがちですが、眩しさが少なく、様々な場所で使われます。

空間を効果的に演出できるだけでなく、奥行きや広がりを感じさせることができたり、気持ちを落ち着かせるような「やさしさ」を感じさせる空間にすることもできます。

 

間接照明で得ることのできる効果とは


 

 

部屋の中にある家具やインテリアに間接照明を当てるだけで、簡単に印象的な空間を作ることができます。

また、眩しい光ではなく、目に優しい柔らかな光であればリラックスしたいつもと違った時間を楽しむこともでき、間接照明による光の陰影は、シックな印象でメリハリのある空間を生み出します。

寝室などのリラックスしたスペースに取り入れるのもおすすめです。

間接照明は視覚だけでなく精神的にも効果を発揮します。

夜寝る前にテレビやスマホなどを見ている人も多いでしょう。

睡眠の際には睡眠周期をコントロールする働きのあるメラトニンが分泌されます。

しかし、テレビやスマホなどから出る明るい光を睡眠前に浴びることで、メラトニンが分泌されにくくなり、睡眠の質が低下します。

つまり、寝る直前まで部屋が明るいことで目が冴えてしまうという状態を、間接照明の優しい光は良い眠りへと導いてくれるのです。

間接照明のやわらかい光は副交感神経に働きかけ、精神を落ち着かせます。

壁やソファに光を当てることは空間に奥行きと立体感をもたらします。

そのことで空間を広く見せ洗練された雰囲気にする効果もあります。

 

間接照明の種類


 

間接照明の種類には様々なデザインがあります。

場所や用途に合わせてデザインを選びましょう。

 

テーブルライト


 

サイドテーブルやデスクなどコンパクトなスペースにも最適な照明です。

寛ぐのにちょうど良い明るさを保ちながら、手元をしっかり照らしてくれます。

気に入ったデザインを選ぶことも大切ですが、機能面にも注意して選びましょう。

ベッドサイドにテーブライトを置く場合、本を読むのに適した明るさと寝る前のリラックスしたときの状態では、適切な明るさが違います。

そのような場合、光の調整機能が付いているタイプであればどちらの場合にも最適な明るさに合わせることが可能です。

 

フロアライト


 

フロアライトは光が効果的に演出できるような場所に自由に置くことができるという特徴があります。

その種類は豊富で、北欧テイストや和風テイスト、アジアンテイストなどがあります。

おしゃれなデザインのフロアライトは置くだけで空間のアクセントになります。

 

ブラケットライト


 

ブラケットライトはとは壁に付ける照明のことです。

一般的なシーリングなどの照明は天井に取り付けますが、ブラケットライトは壁に付けるため空間を優しく灯すだけでなく、影を生み、おしゃれな空間を作り出すことができます。

ブラケットライトは「コンセントタイプ」と「配線埋め込みタイプ」の2種類があります。

コンセントタイプは天井や壁にあるコンセントにブラケットライトのプラグを差し込むだけで使用できます。

工事をせずに取付が可能なので、気分に応じて気軽に別の照明に変更できます。

一方、配線埋め込みタイプでは電配線を照明本体に繋げる必要がある場合には電気工事などの作業が必要です。

 

スポットライト


 

その名の通り、光を照らしたい場所へ集中的に照らす照明のことです。

天井に取り付けたり、配線レールを使って好きな場所に付けることができるため、様々な場所で使うことができるのがスポットライトの特徴です。

光が向いている方向だけ照らすタイプの照明なので、意図的にある場所を明るくさせたいときなどには最適です。

例えば、特定の絵画やオブジェなどを照らすことでその部分を目立たせ、オブジェを通して意図的に影を作り部屋に立体感を出すこともできます。

 

間接照明で失敗しないポイント


 

 

最後に、間接照明で失敗しないポイントをご紹介します。

間接照明は直接照明に比べるとやや暗い印象となります。

そのため、寛ぐ場所には向いていますが細かな作業をする環境では「暗い」と感じてしまいます。

ですので、場所に見合った照明を適切に選ぶことが重要です。

 

空間に立体感を生み出し、おしゃれを演出してくれる間接照明。

みなさんも部屋の雰囲気にあったものを選んで、自分好みの空間を作ってみてはいかがでしょうか。

家具蔵では、家具の選び方だけでなく照明をはじめとしたインテリアのご相談も承っております。

お気軽にご相談くださいませ。

 

トータルインテリアコーディネート無料相談会(3D PLAN)のご案内はこちらから

 

 

 

 

 


最近の投稿

カテゴリー

月別アーカイブ

  • [—]2024 (163)
  • [+]2023 (366)
  • [+]2022 (364)
  • [+]2021 (365)
  • [+]2020 (368)
  • [+]2019 (366)
  • [+]2018 (85)
  • [+]2017 (65)
  • [+]2016 (69)
  • [+]2015 (44)
  • [+]2014 (32)
  • [+]2013 (62)
  • [+]2012 (130)
copyright AIDA Co,.Ltd. All Rights Reserved.