KAGURA OFFICIAL BLOG

リビングダイニングの家具選びは「過ごし方」を想定する

2023.12.27

 

 

一人暮らしにおけるワンルームなどはともかく、いくつかの部屋があるような住居における家具選びの場合、予算の配分を含め「どこから何を決めていくか」という点が重要になります。

例えばLDKと寝室、子供部屋があるいわゆる2LDKの住まいがあるとして、それぞれは軽視できないものの、恐らく一番力を入れるのはリビングダイニングではないでしょうか。

食事や寛ぎの場となり、家族がそこに長い時間滞留し、来客などにも対応することになる場所を美しく、使い易くしたいと思うことはある意味当然と言えます。

いわば暮らしの中心ともいえる場所を快適にするための家具選びはとても大切です。

家具の配置やサイズ、デザイン、総合的なインテリア性も含めてその選択で日々の暮らしは良くも悪くも変わってきます。

 

「家の中での過ごし方」を想定することで適切なものが見えてくる


 

 

家具選びにおいて欠かせない要素に「どのくらいのサイズのものを」「どの場所に置くか」というものがあります。

いわゆるレイアウトをどのように行うかは、それによって配置できる家具の大きさが変わることも含め、まさしく過ごしやすさに直結するものとなります。

家具があくまで「暮らしの道具である」と考えた場合にはデザインや空間との調和を含めたインテリア性よりも重要な要素であると言えます。

どれだけ美しくても、あるいは高級であっても物理的に空間に合わない、つまり大きい(小さい)サイズの家具では使い勝手が悪く暮らしのクオリティに影響を及ぼすためです。

そのことをふまえて、リビングダイニングに置かれる家具にはどのような種類があるかをざっと見ていきます。

ダイニングテーブル・ダイニングチェア・ソファ・リビングテーブル・テレビボード、あるいはリビングボードなどが思い当たります。

これらはそれぞれあってしかるべき家具ではありますが、全てを揃える必要はありません。

ここで「家の中での過ごし方」を想定することで、その家具たちの要不要やそれに伴う占有スペースの大小=それぞれの家具の大きさや適切な配置が見えてきます。

 

大事なのは「どのように過ごすか」「どのように暮らしたいか」


 

 

例えばソファ前に置かれることが多いリビングテーブル。

リビングテーブルをソファ前に置く理由は、ソファに着座しながら作業や食事を行う、そこまでではなくとも飲み物を置く、というものです。

同時にソファ前のリビングテーブルはスムーズな周囲の回遊の妨げとなることもあります。

食事は主にダイニングでとるということならリビングテーブルは小さなものでも、あるいは無くても良いかもしれません。

最近はテレビ自体を部屋に置かない住まいもあり、スタンド一体型のテレビや壁付けスタイルも多くなっています。

テレビボードも昔と違って「無くてはならない」ものではないかもしれません。

あるいはソファはリビングダイニングの顔ともいえる家具ですが、気が付けば家族全員がダイニングテーブルで過ごしている時間の方が長い、ということなら思い切ってソファを無くすという手段をとることでテーブルをより大きくできるでしょう。

その方が実益に合っている可能性はあります。

「この部屋にはこれとこれを置かなければ」という意識が強すぎると、逆に暮らしづらい空間になってしまうかもしれません。

「どのように過ごすか」「どのように暮らしたいか」を想定しながら本当に必要な家具を導き出し揃えていきましょう。

 

過ごす時間が長い空間の家具は大きめにする


 

 

そこでもうひとつ大事なことは「過ごす時間が長い(であろう)空間の家具は大きめにする」ことです。

例えばダイニングスペースで過ごす時間が長い家庭があり、そこでは個々がゆとりを持って過ごしたい。

サイズの理想は幅180cmだったとします。

しかし3人掛けソファも置くと幅180cmのテーブルは置けない…。

このようなことになった場合、選択肢は「ダイニングテーブルをサイズダウンする」「ソファをサイズダウンするか無くす」となります。

どちらの答えも間違いではありませんが、前者は極力選ばないことをお薦めします。

なぜなら、テーブルのサイズが小さいと着座時に互いの距離が近づき圧迫感を感じるようになります。

合わせるダイニングチェアも本当に自身の欲しいもの、あるいは座り心地の良いものが選べなくなる可能性も出てくるでしょう。

つまり「ゆとり・くつろぎ」が犠牲になる可能性があるのです。

仮にソファで過ごす時間が長いなら逆にソファのサイズは大きめにするべきです。

過ごす時間が長い空間で多少なりとも居心地が悪く感じることは少なからずストレスに感じるものです。

過ごす時間の「長さ」を考えて家具を選ぶことで、暮らしはより豊かに快適になっていくはずです。

 

動線確保も忘れてはいけない


 

 

同時に過ごし方を考慮しながら「過ごしやすさ」をふまえたサイズ選びとレイアウトは考えないといけません。

過ごしやすい空間を作るには「動線」を考慮しなければなりませんが、その動線は暮らす人やそれを使う人によって異なります。

動線とは、人が部屋の中を移動するときに通るルートのことです。

動線は間取りと家具の配置によって決まります。

家具レイアウトの基本はよく通る動線は広く取り、無駄に動かずに行動できるように配置することです。

日々の過ごしやすさは、家具配置で決まるといっても過言ではありません。

この点について不明な点や迷いがある際には家具販売店のスタッフやインテリアコーディネーターに相談することをお勧めします。

 

 

家具を選ぶ際の基準は数多く、とても難しい買い物となることもあります。

しかし、選ぶ基準や順序を間違えなければ「良い買い物」ができるはずです。

私ども家具蔵でもそういった点をお客様から伺いながら家具選びをサポートしています。

家族や自分の時間など、その暮らしに何を求め大切にするか。

これらを基準にそれぞれのお客様に最適な空間づくりをアドバイスします。

まずは、そこを見定めることから始めてみてはいかがでしょうか。

 

家具蔵の各種相談会のご案内はこちらから

 

 

 

 


最近の投稿

カテゴリー

月別アーカイブ

  • [—]2024 (47)
  • [+]2023 (367)
  • [+]2022 (364)
  • [+]2021 (365)
  • [+]2020 (369)
  • [+]2019 (366)
  • [+]2018 (85)
  • [+]2017 (65)
  • [+]2016 (69)
  • [+]2015 (44)
  • [+]2014 (32)
  • [+]2013 (62)
  • [+]2012 (130)
copyright AIDA Co,.Ltd. All Rights Reserved.