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一枚板テーブルにはどんな脚がおすすめか

2021.1.11

 

 

一枚板テーブルは数ある無垢材テーブルの中でも、その木のかたちそのものがデザインになるという意味で、自然で自生している木に最も近いテーブルといえます。

1本の原木から伐り出されたその表情には、同じものは二つとして存在しません。

多くの方が「一生もの」と考えて選ぶものです。

たくさんの中を探して、やっと運命の一枚板テーブルと出会えた時には安堵と喜びでいっぱいのことでしょう。

その際、この天板を支える、もしくは支える「脚」はどのように考えますか?

実は一枚板テーブルにおいて、天板選びと同等に重要なのが「脚選び」です。

あまり目立たない部分だから。

正直、そこまで重要視していなかった。

そのように、おざなりにしてしまうと、後から後悔することになるかもしれません。

今回はそんな見落としがちな一枚板テーブルの脚選びについて考えていきましょう。

 

 

一枚板テーブルの脚を選ぶには


一枚板テーブル選びにおいて

「天板選びに夢中になって脚のことを考えていなかった」

「これぞという一枚に出会ったものの脚は取り扱っていないと言われた(自分で探さなくてはいけない)」

などという声は度々耳にします。

もし、運命的な一枚に出会うことができて歓喜したのもつかの間、そんなことになってしまったら、せっかく選んだ一枚板テーブルも果たしていつ我が家に迎えることができるのか、途方に暮れてしまいますよね。

一枚板テーブルを選ぶ際には脚についても知っておきましょう。

では、一枚板テーブルに選ぶ脚とはどのような材や形があるのでしょうか。

 

脚の種類と特徴を知る


まず特長のひとつとして「固定をしない・する」が挙げられます。

固定しない脚はT字やL字に組んだ脚を2つ対面に置き、その上に天板を載せて使用する脚です。

素材はスチール・アイアン・木製・アクリル等様々で、取り扱いは販売店により異なり、個性を感じられる部分でもあります。

天板を乗せているだけなので、裏表が使用できて気分によって変えられるというメリットがあります。

また、脚の形状によっては倒すことでローテーブルにすることも出来る仕様もあります。

普段はダイニングに、大勢で使うときは座卓に、とお気に入りの一枚板テーブルをフレキシブルに、常に中心として使用することが叶います。

それでも、固定脚では叶わないアイアンやアクリルなど異素材を使いたい、という方には固定しない脚がおすすめです。

アイアン脚は自然とモダンが融合したシャープな空間を演出し、アクリル脚は天板が浮いているかのように見える効果もあります。

照明やイスもスチール脚やモノトーンで統一するとシンプルモダンに無垢の温かみが相まった空間が完成します。

ただ、アイアンには錆、アクリルには黄ばみの劣化による変色が考えられます。

一枚板テーブルは長く使い続けるものなので、その点もよく考慮しながら選びましょう。

家具蔵ではこの「載せるタイプの脚」を錆などの劣化も無いように木製のものでご案内しています。

一方、「固定する脚」のメリットは安定性がまず挙げられます。

地震が起きた時、お子様がテーブルにぶつかった時等、天板を脚に乗せているタイプでは天板がズレる可能性はゼロではありません。

脚を固定すると言っても完全に固定して取り外しが出来なくなるわけではなく、脱着が可能なタイプも多くあります。

ノックダウン式といいますが、そのようなタイプであれば搬入も安心なうえ、テーブルを別の部屋に移動する時やお引越しの時も便利です。

 

また、短い脚に付け替えればローテーブルとして使うことも出来ます。

家具蔵でもこの「固定する脚」は基本的にノックダウン式を採用し、そのうえでほとんどの脚を一枚板テーブルと同じ無垢の同材で製作しています。

では同材で脚をつくるメリットとはどのようなことが考えられるのでしょうか。

 

無垢材で作る脚を選ぶ


例えばウォールナットの一枚板テーブルであれば、脚も同じウォールナットで製作していくことで、美しいウォールナットの木目を脚でも味わうことができます。

木製の脚は木が自生していたときのように木目が通るので、そこに木が生えているような自然な木目を感じることができます。

樹種を統一することでよりテーブルとしての存在感が増すのです。

また、一枚板テーブルの脚は合わせるダイニングチェアとのコーディネートにも深く関わってきます。

せっかくの一枚板テーブルを使うのであればその場所に家族やゲストが長く居ることができるように、座り心地の良いチェアを選ぶのは当然のことです。

一枚板テーブルとのコーディネートを考えた際にやはり最も相性が良いのは無垢材のチェアです。

無垢材のチェアを使うのであれば、当然脚も無垢材の方がより相性が良いのは明白。

無垢材の脚を選ぶことで、双方に統一感が生まれ、天板と無垢材のチェアが一層引き立ちます。

 

このように一枚板テーブルの脚には、使い勝手や素材の好みに合わせて様々な種類が存在します。

同じ天板でも脚の違いでコーディネートの洗練性など、大きく見た目が変わってきます。

せっかく選んだ一枚板テーブルをより引き立たせてくれる、そんな脚選びをしてより心地の良い空間を作り上げていきましょう。

 

家具蔵のダイニングテーブルの脚のラインナップはこちらから

 

一枚板テーブルの実例はこちらから

 

 

 

 


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