WENGE

ウエンジ



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  • 分類
    マメ科 散孔材
    原産国
    コンゴ
    ウェンジは樹高が 18m、直径は0.6mほどの大きさに成長する、アフリカ材を代表する銘木の一つです。
    現地ではナイフの柄や木像に加工されることも多いのですが、無垢材家具の材料などの用途で、ヨーロッパへも盛んに輸出されています。
    輸出先はフランスが最も多く、「色の濃い木=高級感」という考え方から無垢材家具をはじめとした家具材やフローリングに使用されています。
    製材時は褐色や金褐色といった色味が、空気に触れることで酸化し、紫色から黒色に変化していくのがこの木の最大の特徴。
    着色では決して味わえない漆黒の天然色は三大唐木であるタガヤサンを彷彿とさせる圧倒的存在感を誇り、深みや渋みがそれに似ていることからも人気が出るのも頷けます。
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    ウエンジ
    黒檀、紫檀、鉄刀木(タガヤサン)はいわゆる「三大唐木」としてつとに有名ですが、そのなかでもタガヤサンはミャンマー産のものが銘木として大変人気です。
    現在では資源の枯渇から輸出制限がされ、入手が出来なくなっていますが、その代わりに名を上げてきたのがウェンジ。
    実際に一枚板天板を見ると、自然の物とは信じられないような真っ黒な色をした樹木です。
    その色合いを利用し、ハードメープルの白い木肌と合わせて高級チェスボードの材料としても人気です。また、特定の種の昆虫の幼虫が好む木であり、虫穴のない無傷のものを、まして一枚板テーブルの天板として仕上げるのは非常に難しいとされています。
    その他、装飾品などにもよく使用されるウェンジの一枚板テーブルはその漆黒の表情も相まって、空間に独特の高級感と存在感を与えてくれる一枚となります。
    塗っていないけど黒い、という世にも珍しい一枚は来客時などでもきっと話題の中心になってくれるはず。
    誰かに見せたくなる、人を呼びたくなる一枚板テーブルとなってくれるのがウェンジです。
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