CLARO WALNUT

クラロウォールナット

  • クラロウォールナットイメージ01
  • 採用イメージ02
  • 採用イメージ03
  • クラロウォールナットイメージ01
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  • 分類
    クルミ科 散孔材
    原産国
    北米に分布・西海岸カリフォルニア一帯に限られる。
    辺材は淡い黄褐色、心材はチョコレート色から紫赤色、紫黒色が複雑に絡まりウォールナット独特の縞と絡まって魅力的なグラデーションを描きます。
    また大きな瘤を作る為に製材した際には妖艶な木理、瘤杢が現れます。
    クルミ科には 9 属約 60 種があり、その総数約 200 種類。東南アジア、日本、ヨーロッパ、南北アメリカと広く分布している中で、今やクルミの名産地となっているのがアメリカ西海岸・カリフォルニアです。
    1770 年頃フランシスコ会の神父たちにより、クルミの木がカリフォルニアの大地にもたらされました。
    カリフォルニアの環境は、降り注ぐ太陽と、適度な温度差と豊かな水といったクルミの生育には最適な土地だった為盛んに栽培されるようになり、今では世界3分の2を占める生産量を誇ります。
    この美味しく食すことの出来る実について、味だけでなく大きさや食感、生産性の向上をさせるべく、人々は絶えず新たなクルミ作りに挑戦してきました。
    いわゆる人間の手による品種改良を繰り返し行ってきました。
    そうしたなかで、北アメリカ産のブラックウォールナットを台木にしてヨーロッパ産のイングリッシュウォールナットを接木して作りだしたのが、このクラロウォールナットです。
    最高のクルミを目指して作られたクラロウォールナットですが、残念ながら我々人間の口には合わず、食用胡桃としてはいつしか忘れられた存在になりつつありました。
    クラロウォールナット特徴01
    クラロウォールナット
    立木の樹高は低め、且つ成長がゆっくりな為に径が1m育つまで120年はかかると言われる希少性の高い樹です。無垢材となると茶褐色とも紫ともいえる濃い色味と大きな瘤があることによる「瘤杢」が現れ、複雑に絡まりウォールナット独特の縞と絡まって魅力的なグラデーションを描きます。
    接木をした部位は急激に細く絞られ他のウォールナットにはない独特な色の変化を見せてくれます。
    この木目の美しさは多くの人々や木工作家を魅了してやみません。
    食用として成功はしませんでしたが、これ以上ない緻密さと多彩な杢、クルミ科ならではの加工性の良さが相まって、木工職人たちに見出され最高の材の一つとして不動の地位を築いています。
    そんな超希少樹種ともいえるクラロウォールナット。
    そのなかでも順番待ちの方もいるほどの人気の一枚板テーブルの天板は見る人、触れる人を魅了し、住まいのグレードをワンランク上げてくれる一台になるはずです。