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「一枚板との出会いがつくった『家具からはじまる空間づくり』」

2018.10.2

みなさん、こんにちは。

街では金木犀の香りをそこかしこで感じるようになり、本格的に秋到来、という感じですね。

ブログ担当の所属する店舗でも入口の扉を開けていると、若干ひんやりとした秋らしい空気と一緒に金木犀の香りが店内まで流れてきて、

季節の変化とそれを楽しむことのできる喜びを感じずにはいられません。

 

さて、今回は、ある一枚板の天板との出会いからリビングダイニングでの過ごし方まで変わった、という例をご紹介しましょう。

 

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長年過ごした歴史ある戸建の住まい。

このリフォームを機に、家族や客人が集まるダイニングセットも新調しようと家具選びが始まりました。

当初は長方形の室内形状を活かし、テーブルはある程度の大きさにして、そこに大きめのソファを配置することを検討していましたが、

家具蔵のショールームで文字通り「出会ってしまった(ご本人談)」一枚板との邂逅が空間づくりの予定を大きく変えることになりました。

ショールームに展示してあった大きな楠(クス)の一枚板。

 「もう一目ぼれでした。よくある荒々しい民芸調でもなく、末広がりの穏やかな形はいかにも使いやすそうだったしキラキラと光っていて…」

それでも、この板にしよう、と決めるまでにはかなり悩んだとのこと。

これまで大きな家具を購入しては失敗となることも多かったということですが、手描きのラフスケッチでの家具配置プランニングから始まり、

工事が済んだ室内の写真と建築図面で実際に配置した場合のシミュレートもしっかり行ったうえでの決定は大きな安心を与えてくれた、といいます。

「うちは床が濃い色なので、漠然と家具も濃い色合いを、と考えていました。ところが家具蔵さんで話しを聞くうちに一生付き合っていくには木の個性を知り、

相性を確かめることが大切だと思うようになりました」

 

テーブルが決定した数日後、今度はご家族全員でご来店され、それぞれの好みで無垢材チェアをチョイス。

ダイニングテーブルとダイニングチェアは同じ素材や色合いで揃えるのが王道ですが、このお住まいのように異なる素材で選んでも

無着色の無垢材家具であればまったく違和感はありません。

また、そのデザインもバラバラで、それがこのダイニングの個性にもなっています。

家族それぞれが好きな椅子に座るということはそれぞれが居心地の良い場所に居る、ということ。

結果として230cm以上の大きな一枚板テーブルは家族が常に集まる場所となり、当初予定されていた大きめのソファはレイアウトを

自由に変えることのできる無垢材リビングチェアへ変更になりました。

 

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無垢材アームチェア「DUO」とキャスター付きで便利な「ソファテーブルダン」は窓際でもTV前でも

寛ぎの場所を提供してくれる組合せ

 

「ここで食事もお酒もお茶もすべて楽しんでいます。来客時にもまるで『カフェのよう』といって誉めてもらえるんです。家族全員が楽しんで使っていますね」

と嬉しいお言葉。

雰囲気ある腰壁や木枠の窓も相まって、クラシックな趣もあるダーク調の室内でクスの明るい木肌は光を集め、そこに一枚板テーブルが浮いているような錯覚さえ

感じさせてくれています。

それを囲むように様々な樹種の無垢材チェアでまとめられたダイニングは、「家族皆が集まる場所」をそのまま表しているような、やさしく暖かな場所になっていました。

 

K様、ご協力ありがとうございます。

これからもこの場所で、素敵な時間をご家族と過ごして頂ければ幸いです。

 

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今回ご紹介した事例は総合カタログ「KAGURA BOOK」にも掲載されています。

そちらをはじめ、様々な実例などもご紹介した資料5点セットを無料にてご提供しております。

詳しくはこちらまで。

https://www.kagura.co.jp/form/catalog.html

 

関連サイト

https://www.kagura.co.jp/table/

https://www.kagura.co.jp/chair/

https://www.kagura.co.jp/support/point.html

 

 


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