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ペットと暮らす人のソファの選び方とは

2022.6.9

 

 

ペットと共に暮らすインテリアづくり


 

今日、国内で何らかのペットを飼っている人の割合は全体から見て約26%となっています。

これは4人に1人はペットを飼っている計算になります。

犬や猫などは室内で飼育するケースも多く、そうなるとペットの生活、ペットとの暮らしも考えたインテリアづくりを考える必要があります。

そのなかで椅子やソファといった張地を用いた家具は、ペットと共に暮らすなかでの家具選びでは特に気になる点が多いもののです。

 

ペットと暮らす人のソファの選び方とは


 

 

ペットと楽しく暮らしていくなかで、リビングという、いわゆる「寛ぎエリア」に置かれることも多いソファは、ペットも含めたそこに住まう皆がほっと一息つくことのできる場所です。

その一方で、汚れる、あるいは傷が付くことを懸念してソファを置くかどうかを迷っている人もいるはずです。

ペットを飼っていることでソファを置いてもすぐに駄目になるから置くのをやめる、のではなくペットがいても影響が少ないソファを選ぶことで、心身ともにストレスの少ないリビングを作り上げることができます。

ペットを飼っている人でも、快適に使うことのできるソファの選び方をみていきましょう。

 

張地素材は布地でフルカバーリングのものがおすすめ


 

 

ペットはしつけをしていても、ソファを爪で傷つけたり、粗相をして汚したりする可能性があります。

そのためには耐久性が強く、掃除がしやすい生地を選ぶことが大切です。

耐久性が強い素材というとレザー、つまり革を連想しますが、汚してしまうと手入れが大変で、仮に合皮を選ぶと耐久性の点で不安があります。

何かが起きても洗濯が可能=清潔感を保ち、衛生面でも安心なのはやはり「布」です。

そのうえでフルカバーリング、つまり自身で着せ替えができるようなものを選ぶ必要があります。

ソファの張地を布にする際にはどんな生地が良いのでしょうか。

 

ソファの布張地は毛足が短いものが良い


 

 

仮に布製の張地であっても、毛足が長いものを選ぶと犬なら穴掘り行為・噛みつき、猫なら爪とぎなどをソファを使って行う可能性があり、そのいずれも生地を傷めるものです。

毛足が短いことで、上記のような行動は比較的抑えることができ、また、抜け毛が落ちても掃除がしやすくなります。

 

ポリエステル繊維のものを選ぶのがベター


 

 

ペットを飼っていることに限らず、ソファの張地に付いた汚れを落とすには洗濯ないしクリーニングが必要です。

コストの面を考えると手軽なため、クリーニングよりも家庭の洗濯機で洗いやすいものである方が良いと考える人も多いでしょう。

そこで洗いやすい生地をひとつ挙げるならば「ポリエステル繊維」です。

ポリエステル素材の特徴は軽くて丈夫なことで、世界中の合成繊維の中でもっとも幅広く活用されています。

シワになりにくく、速乾性に優れ、日光や熱にも強く、縮みにくいといった特徴は、普段使いの布生地として、そしてソファ張地を衛生的に長く使用するのにもぴったりの素材と言えます。

 

「ウルトラスエード」のものを選ぶという選択肢


 

 

国内の繊維メーカーの第一人者である「東レ」から展開されている人工スエードのひとつが「ウルトラスエード」です。

数ある布生地の中で最も高い耐久性を備えた高級マイクロファイバースエード、ということがうたわれています。

ソフトな肌触り、メンテナンスのしやすさ、素材の均質性など数多くの優れた性質を持ち、その様々な用途の中で高級車や航空機の内装材などでも使用されており、ワールドワイドに認められた品質を誇ります。

生地の柔らかさからは想像できないほど丈夫に作られており、ペットの爪による引っ掻きに対しても高い剛性を誇ります。

また、ドライクリーニングのほか、家庭用の洗濯機でも洗うことが可能なウォッシャブル対応生地です。

その高い耐久性により、洗濯を繰り返しても風合いが変わりにくいのも特徴です。

汚れた際は、ぬるま湯にひたし、硬く絞ったタオルなどで拭き取るなど、ケアも簡単に行うことができます。

天然繊維に比べ、硬化・縮みが少ないため、乾いた後も元の風合いが蘇ります。

 

脚やアームは無着色仕上げの無垢材がおすすめ


 

 

脚やアームといった、構造自体が露出するような部分においても、メンテナンスしやすいものを選ぶと良いでしょう。

爪どきをしてしまったり、走り回っての当たり傷などが生じたとしても修復しやすいのは無垢材、それも無着色仕上げのものです。

無着色であれば、傷などが生じてもその部分が決して嫌なものにはならず、無垢材は削り直しによる修復も可能です。

ペットがいても安心して使用できます。

また、アームや背もたれ部分の高さは低い方がお薦めです。

ソファの座面の高さは一般的には40センチ前後。

犬や猫はここから軽々とジャンプしているようにみえて実は足腰に相応の負担がかかっています。

特に体重の軽い小型犬や短足犬種を飼っている場合、座面が低めにつくられたローソファなどを選ぶことをお勧めします。

 

ペットと楽しく暮らしていくためのソファ選びに必要なポイントをご紹介しました。

ペットを飼っているとソファのお掃除やお手入れは大変に感じることも多々あるでしょう。

しかし、愛らしいペットの存在は、それ以上の癒しをもたらしてくれます。

ソファの上でペットを過ごす時間は、他では味わうことのできないリラックスした時間です。

しっかりと準備してペットとの幸せな時間を過ごしてください。

私ども家具蔵ではペットと暮らしやすいソファの選び方をお手伝いしています。

お気軽にご相談下さい。

 

家具蔵の無垢材ソファのラインナップはこちらから

 

 

 

 

 


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