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ダイニングテーブルと周囲の家具との距離感は?

2021.5.20

 

 

テーブルを選ぶ際の基準


ダイニングテーブルを選ぶ際の「基準」は様々です。

そのどれもが欠いてはいけないものではありますが、そのなかのひとつに「サイズ」があります。

また、それに伴う「配置」も使いやすさや過ごしやすさに大きく影響してくる要素です。

食事をゆったりと、もしくは作業を効率よく行うには、テーブルは大きいものである方が良いに決まっています。

ただし、空間に対して大きすぎると圧迫感や周囲の動き難さに直結します。

反対に小さすぎても、想定の人数で使うことができない、または窮屈であるといったことが容易に予想できます。

また、空間に対して小さすぎるのもまたバランスを欠くものです。

今回はそんなテーブルのサイズと配置の決め方について「周囲との距離感」という視点で見ていきます。

 

「動線」を確保する


 

 

動線とは日常の生活や仕事で、建物内を人が移動する経路を線で表したもの、と定義されています。

これを平たく言えば、住まいの中を歩き回るための幅、と言い換えても良いでしょう。

この「幅」をどれだけとるかで、住まいの中の移動はより容易になります。

つまり「動線を確保する」ことで、毎日の暮らしを快適にすることができるのです。

その動線の確保に必要なのが家具同士、あるいは家具と壁や窓、造作との距離感になります。

ダイニングテーブルにおいても、周囲の家具や壁・窓との距離感が適度にあることでその良さを最大限に引き出せるようになるというわけです。

では、次にこの「動線」は一般的にどのくらいが理想、もしくは必要と考えられているかを見てみましょう。

 

正面を向いて歩ける動線」


これはつまり「普通に歩くことのできる幅」のことです。

男性の肩幅間隔(バイデルトイド)は平均で約450ミリ、女性は約400ミリと言われています。

そのうえで腕を振って歩くことを想定して、腕の振り幅も考えます。

そこから考えられるのは「約600ミリ」の幅があれば、しっかりと正面を向いて、つまり普通にその幅を通過できるようになります。

 

「横を向いて通ることのできる動線」


人間の体の厚みは平均で約200ミリ前後あると言われています。

つまり、真横を向いた状態で、それだけあれば数値上は回遊が可能です。

ただ、こちらも身体の厚みだけを考えれば良いわけではありません。

人が横を向いて歩く動作をする場合は「約300~400ミリ程」の幅が必要と言われています。

 

「互いがすれ違うことができる動線」


人がそれぞれすれ違った状態で通過できる幅は「約1100~1200ミリ」程度。

これは先程の人ひとりが正面を向いて歩くことのできる幅のほぼ倍となります。

実際は少々贅沢なスペース配分ともなりますので、おおよその目安程度でも良いでしょう。

 

 

「椅子の引きシロ」を重要視すると快適な着脱が可能


 

 

椅子に座るとき、そして椅子から立ち上がる時。

椅子を引いて、そこから着席、または離席します。

その椅子を引くことのできるスペースが「引きシロ」です。

この引きシロはどんな椅子を使用するかによっても変わります。

フルアームと呼ばれる長い肘掛のある椅子に出入りする際には、椅子を長く後方に引く必要があります。

一方でアームレスチェアとも呼ばれる肘掛の無いチェアは、さほど引きシロを必要としません。

この引きシロは前者・後者ともに900mm程度確保できることが理想です。

このくらいあればフルアームチェアでも余裕を持った出入りができ、着座時にその後方を人が余裕を持って回遊できます。

背後に収納家具などがある場合でも扉や引き出しの開閉に窮屈な思いをしなくても済むスペースです。

900mmはさすがに難しい、そんな場合には800mm程度は確保しておかないとアームチェアの出入りが都度窮屈になります。

600mm程度の引きシロがあれば、アームレスチェアなら余裕を持って着脱可能なので、最低限そのくらいを確保しておくのがベストです。

 

他の家具や造作との距離感にも気を付ける


 

 

ここまででテーブルの周囲にはどの程度のスペースがあれば良いかがわかってきました。

しかし、住まいにはテーブルだけがあるわけではありません。

他にも家具や造作があります。

これらとテーブルの距離感が近すぎると、回遊はできても圧迫感が出て、必要以上に狭く感じてしまうこともあります。

良くあるのはソファや構造柱との距離感の問題です。

回遊できれば良いのか、その間に椅子等を置くのか、広々ゆったり見せたいのか。

そんなポイントもテーブルのサイズ選びには重要になってきます。

 

インテリアプランニングの必要性


 

 

こうした数値をもとにした引き算で、レイアウトできるテーブルの最大値がわかります。

そのうえで、なるべく大きいテーブルを選ぶことをお勧めしますが、それを縦方向に置くか、横方向に置くかで空間全体の見え方や感じ方も変わります。

また、その色合いや周囲のインテリアでも雰囲気は大きく左右されるもの。

こうしたテーブルサイズの決め方には「自己採寸」「型紙を置く」などの確認方法もありますが、お薦めはプロによるプランニングです。

実際の間取りをもとに上面図からの数値を含めた距離感の確認と、それを元にした3DCGによるシミュレーションで、他の家具との距離感や実際の見え方まで、豊富なインテリアテクニックを織り交ぜながら解説を行います。

ダイニングテーブルはそのまま空間の顔ともなる大きな面積を持つ家具です。

そんな家具を心地よく快適に使用することは毎日のクオリティを上げることに直結します。

サイズ選びで失敗しないためにも、家具蔵各店でテーブル選びの際には無料プランニングサービスをご利用ください。

 

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