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デスクワークに良い無垢材チェアは?

2020.5.2

 

ビジネスシーンでは必須の「デスクワーク用のチェア」。

仕事のパフォーマンスを大きく左右するものなので、購入する際は慎重に選びたいところです。

しかし、形状や素材、機能など、さまざまな違いが存在するため、何を選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回家具蔵ならではの「無垢材」のデスクワーク用のチェアの選び方をご紹介します。

 

 

まず、座り心地の良い座面を選ぶ


「デスクワーク用のチェア」に限らず「座り心地の良いチェア」を選ぶ際は、座った時にしっかりと体圧分散出来る座面をお選び頂くことが重要になります。

人が座った時、一番出っ張る臀部へと体圧が集中します。

すると、フラットな座面の場合、しばらく座ると臀部に痛みを感じたり、居心地が悪くなったりしてしまうのです。

その為クッションを乗せた張座のチェアを選ぶ方も多いかと思います。

家具蔵の板座のチェアの場合、しっかりと体圧分散できる座面は、体の形に合わせ非常に深く削り込まれています。

テーブルと同様の厚みのある分厚い板を座面に使用し、臀部の部分は非常に深く、太股の部分は浅く。

これが臀部から太股にかけて座った時の体圧を分散し、板の座面とは思えないほどの優しい座り心地を得られることが出来るのです。

 

次に机の高さと合った物を選ぶ


チェアのサイズは、横幅・奥行・全高・座面高の4つの長さで表されることが一般的です。

このなかで最も重要となるのは、座り心地にもっとも影響する座面高です。

実際に座ってみて足の裏がしっかり床につくかどうかを確認することが重要になります。

足がつかず、宙に浮いてしまうと、荷重のバランスが偏り疲れやすくなってしまいます。

また、そのうえで大事なのはデスクの天板高とのバランス=差尺です。

足の裏がぴったりつき、同時にこの差尺が適正であると居心地良く、作業性の良いワーキングスペースとなります。

このバランスが合っていないと作業性が良くないだけでなく、姿勢が乱れて腰痛の原因となることもあります。

デザインが気に入ったからといって自分に合わない、もしくは手持ちのデスクと高さの合わないチェアを購入することは禁物なのです。

 

そして高さの合ったアームのチェアを選ぶ


パソコンを使用しての仕事など、長時間同じ姿勢で仕事をする場合、アームチェアを選ぶ方が非常に多くなります。

アームチェアは肘を置けることで上半身への負担を大幅に減らす事ができるため、肩こり、腰痛など、疲労の軽減になると言われております。

人の腕は両腕合わせると、体重の約10%の重量があると言われています。

女性でも片腕で2キログラム、男性だと3キログラムほどとなり、それを預けておけるアームチェアは長時間同じ姿勢で座ることに適しているといえるのです。

 

アームの「高さ」は要注意


しかし、「デスクワーク用のチェア」としてアームチェアを選ぶ場合、アームの高さに注意が必要になります。

アームチェアは、座り方で大きく2種類に分けられます。

作業向きの「背筋を伸ばして座りやすいチェア」と「ゆったりくつろぎやすいチェア」です。

作業向きの背筋を伸ばして座りやすいチェアとは、背中が伸びることで肩の位置が高くなるので、アームの高さが高めに設計されています。

ゆったりくつろぎやすいチェアとは、肩の高さも落ちる為、アームの高さが低く設計されているのです。

つまり「デスクワーク用のチェア」であれば、前者が相応しいことがわかります。

仕事や作業をする際、肘を支え自然にデスクの上に腕を持ってくることのできる高さのアームが適しているのです。

一般的にデスクの高さが700~720mmとなるので、アームの高さは天板より30~50mmほど下がった、660~670mmが自然に腕を乗せる事の出来る高さと言われています。

余分な力を使うこともなく、肩への負担も軽減できる為、長時間の作業に向いているのです。

 

ワーキングスペースに無垢材を取り入れるという事


「落ち着きの得られる空間でゆったりと仕事をする。」

理想的なワーキングスタイルではないのでしょうか

無垢材には快適な空間を作り出す効果が多々あります。

木肌にはたくさんの小さな空洞があり、この空洞が、空気中の湿度が高い時は湿度を吸い、空気が乾燥してくると水分を吐き出し調湿してくれます。

また視覚的にも優しさをもたらします。

表情がひとつとして同じものがなく、木目の模様や木肌の色の濃淡などには「1/fゆらぎ」とよばれる動きのパターンがあり、これが人の目に心地良い刺激を与え、気分をリラックスさせてくれるといわれています。

さらに木の香りには、ストレスや不安をやわらげる心理的作用のほか、気道の働きを良くする効果や血圧を下げる効果なども認められているのです。

また木の香り成分のうちもっとも多く含まれるのが、テルペン類とよばれる揮発性の成分によるものとされています。

更に木の香り成分には、アレルギーの原因となるダニやカビの繁殖を抑える働きもあります。

心地良い木の香りは、現代のストレス社会において気分をリフレッシュさせるだけでなく、清潔で快適な室内環境を維持するためにも大いに役立つのです。

 

働き方の選択肢も非常に増え、在宅ワークを選ぶ、もしくは余儀なくされる人も多い昨今。

毎日、目に留まるたびに嬉しい、それでいて座って心地よく長く使用することのできるチェアで仕事をする。

そんな自分の体に合った無垢材の「デスクワーク用のチェア」を探してみてはいかがでしょうか。

家具蔵では30を超えるデザインの無垢材チェアが、数多くの樹種で製作できます。

是非自分の体に合ったチェアを探しに家具蔵各店へお立ち寄りください。

 

家具蔵の無垢材チェアのラインナップはこちらから

 

家具蔵の無垢材チェアのある暮らしの事例はこちらから

 

 

 


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