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無垢材家具を国産で作ることが良い理由

2019.6.25

家具には国内・海外ともに様々なメーカーがあり、日本でも様々な国から家具が輸入され販売されています。

そしてこのグローバル化の時代において、それぞれの生産地は自国内に限らず世界中に広がっているといっても過言ではありません。

それは国内メーカーでも同じことで、全てが日本の国産というわけではありません。

逆に国産家具が少なくなっているのが現状です。

今回は無垢材家具について、国産で作ることのメリットについてお話ししましょう。

 

無垢材家具が良い理由とは


無垢材とは原木(丸太)から切り出したままの自然な状態の木材をさしたものです。

それを使用して製作した家具は「無垢材家具」とカテゴライズされます。

乾燥・加工には時間と手間がかかり、熟練の職人の技術があってこそ、その本当の良さを得ることができます。

それとは異なる、いわゆる「よく見る木の家具」は「木質系の加工材料」というものでしょう。

例えば木質系加工材の代表である「合板」はベニヤ(木材から薄く剥かれた「単板」のこと)を何枚か積層して接着したもののことです。

その表面に化粧シートや、突板を圧着し加工した工業製品を総称して「木質系の…」と呼称します。

これらは大量生産が可能で扱い易く、同じものを安価に作ることを目的としています。

同じ「木の家具」でもこうした違いがあるのです。

無垢材で作った家具=無垢材家具は木の持つ本来の表情や風合い、手触りを楽しむことができ、無着色で仕上げているものは経年での色の変化による木肌の魅力も味わうことができます。

傷だって目立たず、味になっていくのも大きなメリットでしょう。

「木質系の加工材料」は違います。

長く使ううちに色が褪せてくる、表面材が剥がれてくる、傷がついて下地が見える…。

使用していくうちに出る表情が「味」ではなく「傷み」として見えてきます。

無垢材家具は傷や傷みも削りなおすことで、元通りの美しい状態となります。

使い込んで味わいが増す、そのうえで「長く使うことができる」という点、そして「本物の質感が欲しい」と思ったら無垢材家具を検討するべきです。

 

国産家具が良い理由とは


国産家具が良い理由は様々ありますが、まず1つ目に挙げることが出来るのは作りの丈夫さでしょう。

昔から手先が器用と言われている日本人が作る家具は細かなところ、見えないところまで丁寧に仕上げられています。

現在、国内の家具メーカーであっても海外に工場を持ち、人件費を抑え家具の作りも効率化されたものが多くなってきています。

海外の家具でも丁寧に仕上げたものは数多く見られるので全てがそうだ、というわけではありませんが、日本国内でつくられたもの、すなわち「メイドインジャパン」のものと比較した際には、やはりそのきめ細やかさが差となって見えてきます。

私たち家具蔵の職人も作業の効率化、コストダウンを第一に考えるのではなく、使い手にとって「最高のもの」に仕上げながら、その中でいかに効率的に多くの方の手に届きやすい価格に抑えることができるかを考えて作ります。

そして家具蔵の家具は茨城県の豊かな自然の中で、光や風にさらされながら水分をゆっくりと発散し丈夫な家具になる準備をしています。

含水率(木の中の水分の保有量)が12~13%までになるまで約一年間自然乾燥しながら、その間は風通しを良くするための桟棒を挟み、積み重ねて保管。

さらに、現代の気密性の高い室内でエアコンや床暖房などにさらされる木にとっての過酷な使用状況を考慮して、含水率を6~7%になるまで機械乾燥及び養生を行うのです。

家具となった後の環境に適応できるよう管理を徹底しています

 

そして最後にメンテナンスの優位性をあげておきましょう。

家具を長期にわたって使っていく上で必要になってくるのがメンテナンスです。

国産家具は日本で作られているので、修理の際に材料が手に入りやすくなります。

また、作ったメーカーで直接修理を依頼できることで比較的容易に新品のように修理をしてもらうことができる確率は高くなります。

 

しかし、輸入家具の場合はそうはいかないケースも。

作ったメーカーに直接修理を依頼することが難しいことや、仕様を変更することもあり修理に必要な部品が手に入らないこともあります。

そして基本的に日本に代理店があるようなものでも本国に送っての修理となるので、コストもかかります。

修理の際、新品同様に戻したいと考えているのであれば、国産家具を選ぶのがベターなのです。

 

輸入家具の魅力と選ぶ際の注意点


輸入家具の魅力は海外の歴史やその雰囲気を暮らしの中に取り入れられること。

憧れの世界各国のデザイナー家具を作品として手に入れることでもあるでしょう。

空間を鮮やかに彩る「憧れ」の空間づくりに輸入家具は一役買ってくれます。

ただし、注意点として日本の暮らしや文化、日本人の体形に合っていないこともあるので気を付けた方が良いでしょう。

よくあるケースとして、テーブルや椅子の高さが日本製より高いことに気が付かず、届いてから使いづらいことに気が付いたということは良く耳にします。

海外の商品はその国の平均身長や過ごし方、食習慣などからサイズ設定をしていきます。

例えば平均身長175cmでさらに靴を履いたまま椅子に座り、ナイフとフォークを使って食事をする想定で考えられたサイズ設定の家具は通常の日本人には合わないことが多くあります。

家具選びにおいて「憧れ」も大切な選ぶ要素となりますが、長い目で見ると日本人に合った使いやすさや過ごしやすさを突き詰めた家具を選ばれた方がいいかもしれません。

 

家具は無垢材であることで当然耐久性は高まります。

また、国産ということで快適さも高まります。

国産の無垢材家具を使うことで、日々の暮らしがより良いものに変わっていくきっかけになるかもしれません。

そんな「快適で豊かな毎日」を家具でつくる「出会い」をご提供すべく、本日も家具蔵はスタッフ一同、皆様のお越しをお待ちしています。

 

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