一枚板テーブル　天板
タモ（RTA-4）

この天板は、中央部分の躍動感ある年輪部分の板目と、タモ独特の真っ直で繊細な柾目のコントラストが美しい一枚です。中央部分の板目の部分は、遠くから見ると、まるでテーブルに木目のセンタークロスをかけたような印象を受けるようにと、職人が出来上がりをイメージして木取りをしています。
センタークロスの役割は、中央に置く食事やお花などを美しく見せるためのもので、家族や仲間で食事をする際、そこに鍋や大皿を置くと、テーブル上を華やかに魅せる効果が期待できます。木目の表情からは、この木が森の中でおおらかに成長して大きく育った姿が時代を遡って想像することができます。
この天板のこの辺りの年代では、枝を多く必要だったのだろう、この年代では、成長が進んだのだろうなど、空想が無限に広がる物語があります。
タモは「白木の女王」とも呼ばれることのある木です。ダイニング空間の主役となるテーブルをこの天板にすることで、家族を優しく見守ってくれ、触れることで安心感をもたらしてくれることでしょう。
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