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「“天空の城”を飾る無垢材オーダー収納 ~自由が丘店特注案件例~」

2019.3.13

皆さん、こんにちは。

3月も半ばにかかってきました。

この頃に見頃の花といえば桃。

街を歩くと可愛らしいピンク色の花があちこちで見られる時期です。

そしてもうすぐ、桜の季節。

東京では例年3月の終わりごろから盛りを迎えますが、今から桜景色が楽しみな方も多いでしょう。

桜の季節は新年度の始まりでもありますが、その時期は引っ越しなどで暮らしが変わる方も多いはず。

マンションなどもこの時期に竣工、もしくは入居が多い時期です。

今回ご案内する事例もそんなお客様。

 

とある新興住宅地にそびえるタワーマンションの一角。

リビングダイニングの窓からははるか向こうのビル群なども一望できる、夜景も美しい住まいです。

そんな「天空の城」に先日、自由が丘店から吊り戸収納のご納品・施工取り付けがありました。

基本的には特注収納の案件はどんなお客様も最初にお話を伺ったのち、図面製作・CGイメージなどでのご提案。

そこから御見積もりを出し、さらに内容を盛り込む、もしくはそぎ落とすという進行です。

勿論、現場の実際の寸法や搬入経路の確認も重要です。

そこからの熟練の職人による手仕事での作業が進む中、日程を調整し、いざご納品となります。

今回のお客様もそういった流れのなか、新築マンションということで内覧会にもご同行し、デヴェロッパーの施工担当者などにもヒアリングを重ねての当日、という流れでした。

当初の計画は一体型の壁面収納。

そこから打ち合わせを重ね、無垢材TVボードはカタログスペックのレギュラー品に多少のカスタムを加えた程度に留め、今後の暮らしの変化に対応しやすいように。

そのうえで吊戸棚はその収納性もさることながら、デザインの統一性はしっかりと揃えます。

耐震対策もバッチリです。

綿密な打ち合わせで仕様を固めていきます(画像はイメージです)

また、せっかくの大開口の開放感ある空間、これを最大限活かすにはなるべく壁面の余白を残したい。

そのことから現場での壁面への棚板取付けとなりました。

 

吊戸棚はその重量と壁の強度の相性が重要な要素となってきます。

そして、その強度や心材の位置は当日までわからないこともままあります。

それでも、数多くの現場を知る熟練の施工職人がいれば問題ありません。

今回もマンション特有の「音」対策の為に壁が二重になっていたのですがそれに対応する道具と技術で綺麗に取付けが完了しました。

照明の位置もしっかりと計算に入れたサイズのボックスをミリ単位での丁寧に取付

 

ご納品したばかりのチェリー材はまだ色目も若く爽やか。

ここから時間を追うごとに、徐々に独特の赤褐色の表情が生まれ、滋味とあたたかな雰囲気を空間にもたらしてくれます。

今回の施工時には間に合わなかったのですが、ラグや家電などにも私たちの意見を反映して下さった空間。

ピアノと無垢材TVボードの間にある余白も「こういったものがあると良い」「追加の収納を置くならこんなイメージ」というお話もさせていただきました。

今回は将来的なクロス張り替えも視野に入れての位置決めとなりました

 

新しい暮らしの始まりを飾る無垢材オーダー収納は今回、桜が咲き始める頃にその歴史を刻み始めました。

毎年、桜が咲くたびにその表情を変えているであろうチェリー材の収納家具は、これからも変わらない家族の絆と歴史の証でもあります。

そんな「家族の風景」を見守る家具になってくれれば、そんな思いの納品事例となりました。

 

T様、今回は日程のご調整とご協力、誠にありがとうございます。

今後とも末永く、家具蔵の無垢材家具をご愛用頂けますよう、宜しくお願い申し上げます。

 

理想を叶える無垢材オーダー収納。他の事例はこちら

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