リビングスペースを快適にするポイントは収納にあり!
2019.2.21
目次
家族みんなが集まる場所のリビングスペース。
自然とモノが集まりやすく、そしてモノが増えて乱雑になりがちです。
リビングスペースにはリビングテーブルやソファ、テレビボードなど人の腰部よりも背の低い家具が多く、日常の中で「ちょっとものを置く」のに適したスペースが見つけやすいことも理由のひとつかもしれません。
日常から家族がくつろぎ、来客時には家族以外の人も目にする場所であるからこそ、スッキリと心地良い空間を保ちたいものです。
そのためにはやはり普段の過ごし方や持ちモノに則した収納家具が大切となってきます。
同時にその収納家具がインテリアの一部ともなる見栄えや質感、そして耐久性にも優れていれば言うことありませんね。
今回は理想のリビング空間をつくる上で必要な工程をまとめてみました。
家族のものと個人のものが混在するリビングスペースだからこそ、一度しっかりその理想と現実を認識し、家族にとって過ごしやすいリビング空間を手に入れてみませんか?
1.今のリビングスペースをどのように使っているかを把握する
家族みんなが使うリビングスペースは置いてあるものも様々。
そしてそこでの過ごし方・使い方を理解することで、本当にそれはリビングスペースに必要であるか、置いておく必要はあるのか。
また日常的に使うものなのに置き場所が個々違っていないか。
あらためて確認をしてみましょう。
「今の過ごし方は?」
例えば・・・
●食後にテレビを観る
●パソコンやタブレットを操作する
●来客時に集まり、そこでくつろぐ
●子どもがお絵かきをする
●ソファでのんびりと過ごす などを書き出してみます
2.自分たちの理想のリビングスペースはどのようなものかを把握する
リビングをどのように使っているのか把握するとともに、今度は「理想のリビングスペースを実際に想定」してみましょう。
そうすることで、今のリビングでの過ごし方の見直しや置いてあるものの必要性、そして理想を実現するために必要なものが徐々に浮き彫りになってきます。
「1」と同時に自分たちが想い描く「理想」も書き出していきます。
「理想のリビング」
例えば・・・
●雰囲気のある照明のなか、読書するスペースがほしい
●好きな本が納めてある壁一面の本棚がある
●小さいお子様が自分で片付けのしやすい収納スペースがある
●大人と子供が並んで作業できるワークスペースが欲しい
●観葉植物を飾りたい
●夜はのんびり過ごせるようなレイアウトと雰囲気 などなど。
3.理想のリビングスペースをつくるための実際の行動
「1」と「2」を通してだんだん今のリビングスペースに必要なことや不必要なこと、そして理想とギャップが浮き彫りになってきました。
そこに気付くことが「理想の心地よいリビングスペース」を実践するスタートです!
そして、この「差」を埋めるために必要なことはやはり「行動」です。
例えば、
●雰囲気のある照明・読書スペース・壁一面の本棚がある・お子様の収納スペース
これらは
「照明に詳しいプロに聞きながら自室に合ったものを選ぶ」
「本棚とお子様用の収納を兼ねたものを設置」
で解決です。
また、
●大人と子供が並んで作業できるワークスペースが欲しい
これは
「夜くつろぐためにもパソコン使用はダイニングで、ワークスペースもそこに併設か大きめのテーブルに変更」
ということなります。
観葉植物も空間に適したものが空間ごとにありますし(この部分既存ブログのリンク)、それらが叶えば、自然と夜ものんびり過ごせるようなレイアウトと雰囲気が完成します。
そして、そうした努力の末手に入れた空間はなるべく綺麗なまま保ちたい、というのが人の心情。
自然と片付けや整理整頓への意識もついてくるものです。
そのうえで「スッキリした心地の良いリビングスペース」を維持するための工夫やポイントも存在します。
以下のような点を特に注意して一つずつでも取り組んでいきましょう。
ここちよいリビングスペースを実現するための4つのルール
1.使用頻度の高いものは出し入れのしやすい場所へ
家族みんなで使う「出番の多いもの」は、オープン棚や引き出しの中の手前など置くだけや手が届きやすい場所に収納。出し入れしやすくすれば、出しっ放しを防ぐことができます。
2「.家族みんなが使うもの」はひと目でわかるように
中身がわかり、戻す位置がわかれば、家族それぞれが自分で整理整頓を心掛けたものの出し入れをしてくれるようになります。
透明ケースに入れる、ラベリングする、引き出しの中を仕切ってものが戻る場所を明確にするなどの工夫は大事なポイントです。
3.リビングの近くにお子様用の収納スペースをつくる
お子様がリビングでよく遊ぶようなら、箱1つでもいいのでリビング用のおもちゃ収納をつくります。
お子様の行動を容易にしてあげることで家の中の整理整頓も保たれ、片付けの意識づけもできる、まさに一石二鳥です。
4.どんなものでも「定位置」を決める
「出したら仕舞う」を家族みんなで習慣化するには、ものの置き場所を決めることが重要。
ハサミ1つ、耳かき1つでも定位置を決めればむやみに探したり、出しっ放しもなくなります。
これらの4つのルールを通して理想を叶えるための各項目に取り組んでいきましょう。
「部屋がなかなかきれいにならない」
という方は間に合わせで収納ボックスなどを用意してしまいますが、今回ご案内したようにあるべき理想をベースに必要な収納と全体のレイアウトを考え、その収納の適切な使い方を理解することがまずは大事です。
そのうえで必要なものは揃えていく。
不明なことはしっかりとプロの意見も聞いてみる。
そこで初めて、ご家族みんなが使い易くスッキリとした「心地よいリビングスペース」が完成するのです。
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