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オーダー家具をつくるならココが比較ポイント

2020.8.23

 

テーブル・チェア・ソファに収納家具。お部屋の中を見渡すと私たちの暮らしの中にはたくさんの家具があります。

それは生活の道具であり、空間を演出する要素でもあります。

快適に使えること、使うことで暮らしが豊かになることが大切です。

だからこそサイズや素材などその空間に合ったものを選びたいというのは皆さんが思い描くところです。

世の中には家具も様々なものがあり、ヴィンテージ家具やインターネットで気軽に注文できるものまでその種類は様々。そして使う人のこだわりも様々です。

思い描く家具が既製品の中で見つかればよいですが、たくさん家具がありすぎてなかなか理想の家具にたどり着けなかったり、見つけるまでに大変な時間と労力を費やしたりという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなときは、やはりオーダーメイドで「かゆいところに手が届く」家具を作るというのが実は一番の近道かもしれません。

ではオーダー家具はどういったところを基準に選んだらよいのか、今回は比較するポイントについてお伝えしていきます。

 

長く使える素材かどうか


基本的にどの家具も一度買ったら最低でも数年は使います。

オーダーでつくるとなればそれはなおのこと。

オーダー家具を注文する場合「この家具は一生使い続ける」という考えの方もたくさんいます。

そうしたときに大切になってくるのが、「どんな素材で作られているのか」という部分です。

実際に家具をご検討されている方にお話を伺う中で、今お使いの家具の素材について質問をさせていただくと多くの方が「あれ?」といった感じで、ほとんどの人が素材についてはあまり意識してお使いでないことが分かります。

逆にすぐに素材が出てくる方は、購入されたときの経緯まではっきりと覚えているものです。

それくらい思い入れがあるという証かもしれません。

暮らしの中で毎日向き合い、長く一緒にいる家具は人生のパートナーのような存在です。

本当に長く愛着を持って使いたいということであれば、それに見合った素材を選ぶ必要があります。

特に木の家具については、今では「木目調」のものがたくさん作られています。

無機質な空間と自然素材を合わせて空間にコントラストをもたらしたり、漆喰や珪藻土など自然素材だけを用いたインテリアが人気があるのは、人間はどこかで原始的な癒しを求めているからかもしれません。

その癒しの空間をつくる中で「天然木」というキーワードをよく耳にします。

ただ天然木といっても、薄くスライスした突板と呼ばれるもの、フローリングなどに用いられる挽板、丸太から切り出したままの無垢材とその種類は様々です。

また世の中の印刷技術はすばらしく、木目のプリントについても古材風の風合いのものや豊かな色のグラデーションで、写真では本物と見分けが付かないようなシート材や化粧板でつくられた家具もあります。

どちらが良い・悪いというわけではなく、あくまでも適材適所だと考えます。

例えばインテリアのトレンドは数年ごとに変わるから敢えて奇抜なものを選ぶとか、転勤が多く数年でまた移動があるからということであればそこまで長く使える素材にこだわる必要はありません。

しかし前の部分でもお伝えしたように「一生大切にしたい」と考えるのであれば、本物に勝るものはありません。

すでにご自身で経験していらっしゃる方も多いと思いますが、「木のように見えるもの」はエッジの部分からはがれたり、面についたキズの部分から水が入ってしまい膨らんだりと、長く使いたいと思ってもどこかでその寿命がきてしまいます。

一方で無垢材の場合、内部まで同じ木ですから仮に傷みが出ても味になり、それも削り直すことでまた新しく生まれ変わることができるのです。

 

つくりの強靭さ


一見同じように見える家具でもその価格が大きく違うことがあります。

そんなときはまずはその家具のウラの顔(構造)を覗いてみて下さい。

中には初めからその構造自体が問題という家具もありますが、多くの家具はしっかりと作られています。

ただ、使い続けるうちにどこかからネジが外れてしまったがどこの部品か分からない、ということが起きたりします。特にテーブルやチェアは毎日使うものですし、チェアは頻繁に動かすので気づかないうちに脚を固定しているビスが緩んでいたり、脚と脚をつなぐ「貫」がガタガタしていたり、少しずつのズレが徐々に強度を弱めていきます。

だからこそ初めに裏面のつくりをチェックしていただきたいと思うのです。

貫やネジがダメというわけではありません。

問題はどういう理由でそれが付けられているかというところ。

大量生産で作られる家具は、生産工程上誰が組んでも同じ強度が得られるようにたくさんのパーツで作られています。ただ、逆を返せばそれだけ外れる可能性があるパーツも多いということ。

料理でもそうですが、調味料でごまかすのではなくその素材の味をシンプルに引き出すのが難しいところ。

家具もシンプルなものほど見えない部分で計算しつくされた職人の技が潜んでいます。

 

長く付き合えるモノかどうか


人間もそうですがどんなモノでも不具合を起こすことはあります。

それは家具ももちろん同じこと。

ことさら「一生長く付き合いたい」ということであれば、途中でメンテナンスをしっかり行う必要があります。

例えばペットを飼っていてテーブルの脚をかじられるうちにキズだらけになってしまったり、ソファのカバーに関しては気をつけて使っていても徐々に汚れてしまったりするものです。

そうしたときに、まずは家具を購入したお店に連絡することになりますが、「その商品はもう作ってないので直すのが難しい」といわれたというのはよく耳にする話です。

特にトレンドに敏感で商品の入れ替えが早いインテリアショップなどでは注意が必要です。

購入前にその商品がロングセラー商品かどうかや、実際のメンテナンスの依頼の仕方についてもしっかりとチェックしておくことをオススメします。

家具の量販店は様々なテイスト・価格帯・メーカーのものを置いてあるのがメリットですが、メーカー直販店であればその商品についての知識もさることながら、メンテナンスを依頼する際にも直接やり取りができるため話がスムーズということも、家具と長く付き合う上でとても大切なポイントです。

 

いかがでしたか?

オーダー家具を選ぶ際に知っておきたいポイント。

それ以外にも、店舗にいるスタッフの質(知識や経験)などは実際にそこに行って確かめるものでもあります。

ただ、こうしたポイントを押さえておけば、日々の暮らしの質を高めてくれる、パートナーのような家具と出会うことができるチャンスは高まります。

そして、そんな家具に出会いたい方、一度家具蔵各店へお気軽にお声がけください。

 

家具蔵の無垢材オーダー家具のある暮らしの事例はこちらから

 

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