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マットレスを選ぶときに知っておくこと

2019.7.19

 

現代はベッドで睡眠をとる人が本当に多くなり、それに欠かせないのがマットレスです。

市場には素材だけでも、スプリングのマットレス・ウレタンのみのマットレス・樹脂素材のマットレス・空気を入れたエアーマットレス・水を入れたウォーターマットレスなど、複数の商品が存在します。

また、構造の違いによってもその種類は様々です。

スプリングコイルのマットレスだけでも大きく分けて、ボンネルコイルマットレス、ポケットコイルマットレス、高密度スプリングマットレスなど、スプリングの大きさ、鋼の太さ、など各社、多岐にわたり展開されており、選択肢は非常に多くなっています。

今回はそんなマットレスの選び方についてお話していきましょう。

 

寝心地の良いマットレスとは


一般的に「理想の寝姿勢」とは仰向けに寝ていても、「立っているときと同じ姿勢」といわれています。

自然と背骨が緩やかなS字を描いている状態が理想的なのです。

仰向けになると主に4点(頭部・背中・臀部・脚部)を支点に姿勢を保つ状態になります。

それぞれに接地する部分や荷重に違いがあり、臀部に至っては体重の44%も重さがかかるとも言われています。

その違いを適度な沈み込みと支えによって「理想の寝姿勢」を保つことのできるマットレスこそ、「寝心地の良いマットレス」なのです。

また、個人差もありますが一晩に人は20回ほど寝返りをうつといわれています。

柔らかすぎるマットレスは体が安定せず、うまく寝返りをうてなくなります。

場合によっては寝返りに過度な筋力を使うこととなり、疲労してしまうことさえあるのです。

また、体が沈みこみすぎると息苦しさを感じたり、背骨に負担が掛かることで腰痛にもつながります。

逆に硬すぎるマットレスでは身体への負担が大きく、血行も悪くなり、それを解消しようと自然と寝返りが増えることでやはり疲労につながることもあるようです。

しっかり寝ているはずなのに、「疲れがとれていない」「肩が重い」「腰が痛い」という症状がある人は、もしかするとマットレスに原因があるのかもしれないのです。

 

自分に合ったマットレスの選び方


まずは実際の店舗まで足を運んで体感することが一番です。

公共の場所といってもいい場所で実際に寝転ぶのは、ちょっと抵抗があるかもしれません。

ですが、店舗側でも「寝転んで試してもらうこと」がベストなチョイスに一番必要なことと考えています。

遠慮なく寝転び、体感してみましょう。

その際のポイントは3つです。

●上から押す

上から押してみて詰め物のバランス、音の確認をしましょう。

両手で上から押してみて詰め物の体へのあたりを確認します。

体重をかけグッとかけ、女性はちょっと勢いをつけて座ってみてもいいでしょう。

手のひら2つ分くらい沈み込むものが理想的といわれています。

スプリングコイルの感覚が直に伝わってくるものは避けた方がいいでしょう。

詰め物の素材、バランスが良くないことが考えられます。

スプリングコイルのマットレスは、金属のスプリングコイルどうしがこすれたり、引っ張られたりすることで、きしむ音が聞こえる構造のものもあるので不快に感じないか確認をしましょう。

●寝転がって沈み込みを確認する

仰向けと横向きに寝転んでみて、沈み込みの程度を確認しましょう。

寝てみて一番心地よいと感じる硬さを選びましょう。

前述したとおり、仰向けになった時の理想の寝姿勢は、立っているときと同じ姿勢で、背骨が緩やかなS字を描いている状態になり、仰向けに寝た時、腰とマットレスの間に2~3センチ隙間が空く事が理想とされています。

肩や腰が沈み込み過ぎていないかまた、マットレスと体が密着し過ぎていないか、圧迫感、息苦しさはないか、じっくりと時間をかけて試し、横向きに寝た時も同様に確認してみましょう。

違和感があった時は、硬さの違うマットレスを試してみましょう。

●寝返りをうつ

寝返りをうってみて、寝返りのうちやすさ、振動を確認しましょう。

自然に寝返りがうてるか、無理な力を要しないか、振動が不快ではないか、左右に2~3回寝返りを試します。

振動の伝わり方は特に2人以上での使用を検討の場合は特に重要です。

お互いの快適な睡眠の為に振動の伝わりにくいマットレスを選ぶことがマストです。

パートナー、お子様、あるいはペットと睡眠をとる。

自身の就寝スタイルをしっかりと思い描きましょう。

特に体格差がある場合、その影響は顕著に表れてきます。

「パートナー側にマットレスが沈み込んでしまい寝心地がよくない。」

「パートナーの寝返りの振動で起きてしまう」

という話は意外と多いものです。

一日の疲れを回復する為の睡眠。

しっかり8時間とることが理想とされています。

ですが実際は5~6時間程度(もしくはそれ以下)しかとれていない人の方が多いはず。

そんな限られた時間内で心身ともに回復させる為に「睡眠の質」は高めていかなくてはなりません。

「最近疲れが取れないなぁ」「朝起きると体が痛いなぁ」「眠りが浅いなぁ」

という人は、今一度、使用しているマットレスが「寝心地の良いマットレス」なのか見つめ直してみましょう。

木組みでできた無垢材ベッドフレームと自身に合った快適なマットレスがあれば、充実した睡眠体験が可能になります。

 

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