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オーダーテーブルを無垢材一枚板天板でつくる

2019.3.17

樹齢150年~300年の原木から伐り出され、長期の乾燥にも耐え抜いた奇跡ともいえる無垢材一枚板天板。

その一枚一枚には、その木が生きてきたパワーを感じることができます。

家族が集うダイニングルームの中心にそんな一枚板を置きたい、というお客様は家具蔵にも大勢いらっしゃいます。

今回は無垢材一枚板天板で作るオーダーテーブルのお話しです。

 

一枚板のテーブルとは


そもそも一枚板テーブルとはどのような物を指すのでしょうか。

「一枚板」とは端から端まで接ぎ合わせの無い、一つの板のみで完成された天板のことです。

例えば一枚板天板をダイニングテーブルとして使用する場合を考えます。

テーブルで向かい合せに座って食事をする時、目の前のパーソナルスペースを確保したサイズで見ると、奥行は少なくとも800ミリ前後(もしくはそれ以上)は必要になってきます。

ただこの奥行をしっかりと持った一枚板となると、大径木の丸太からでないとサイズを確保する事はできません。

テーブルとして使用するのに好ましい堅木の場合は成長もゆっくりである為、樹齢も150年以上経った丸太からでないと使い勝手の良い一枚板を作ることはできないのです。

 

一枚板テーブルができるまで


自然界で生きている樹にとって、150年以上という歳月のなかで素性良く育つことが出来るのはごくわずかな数に限られていきます。

その限られた原木に出会うことから、一枚板テーブル作りがスタートしていきます。

樹は人のように自由に動くことはできません。

自分が育つ場所を選ぶことすら叶わないのです。

風当りが強い、傾斜地に立っている、日差しがあまり届かない…。

与えられた場所で、時に自然淘汰による環境の変遷の影響を受けながら、力強く育った木々。

そんな彼らに出会えた時には、その生命を最高の家具に生まれ変わらせることが私たち家具づくりの使命でもあります。

家具に生まれ変わらせるためには長期の乾燥をしっかりと行わなければなりません。

日本の四季を感じ、また現代の住空間にしっかりと適応できるよう、長い歳月を重ねた乾燥を行います。

そのなかで次第に反りや割れなどの木の動きが出てきます。

それをしっかりと出し尽くしてあげる事で、正真正銘の一枚板が生みだされます。

しかしながら、この乾燥の中で割れや反りを取り除いた本物の一枚板は極々僅かしか残りません。

それだけに、完成された一枚板が生みだす樹形を想像させる耳の形状や天板に現れる木理の表情は、見るものを圧倒する存在感が出てきます。

下の画像は工場にある一枚板の数々です。

目利きが選んできて、製材と乾燥を経た木の宝石ともいえる一枚一枚がすやすやと「その時」に向けて眠っています。

職人が時間を掛けて丁寧に木と向き合い、そして新しいお客様との出会いに向けて着々と準備を進めています。

 

一枚板のある暮らし


無垢材一枚板はダイニングテーブルとしてお部屋の主役となってくれます。

そんな無垢材一枚板を使われているお住まいをいくつかご紹介いたしましょう。

●ケヤキの一枚板

街路樹や神社などで大きな枝葉を広げて、ひときわ大きく存在感を見せる立ち姿のケヤキ。

そんなケヤキは一枚板にしても、ダイナミックな木目がお部屋に活力を与えてくれます。

例えば「大黒柱」にも使われるケヤキは、その力強さが木目だけではなく材としての強度もしっかりと持ち合わせています。

世代を超え家族が集うダイニングのシンボルとして、掛け替えのない存在となってくれます。

●クスの一枚板

高樹齢の樹であればあるほど、長年の風雪に耐えた証が、

その材面に表れていきます。

このクスの一枚板も、まさにその証がキラキラと波打つような杢理となり、えも言われぬほどの美しさがあります。

一枚板の醍醐味である、その木がどの様に育ったかを表す樹形や杢理は、見る人を惹きつける魅力があります。

あえて周りに置かれる椅子の樹種を変えても、森の中にある様々な樹の中にひときわ大きくそびえ立つ大樹の装いを、このクスの一枚板が担ってくれています。

●カエデの一枚板

元来カエデはあまり太さや長さが取れない樹種のため、無垢材一枚板としては非常に希少なものとなります。

自然界で育つものにはその素材の色合いを持っています。

樹種の違うもの同士で室内をあつらえていっても、違和感なく溶け込んでしまうのは、まさしく一枚板の持つ存在力かもしれません。

 

いかがでしたか。

木のテーブルだったら一枚板で、とお考えの方も多いかもしれません。

ただ一枚というだけではなく、

その木がどうやって育ったのかと思いを馳せながら一枚板を見ていただくと、

より愛着のあるものとして見ていただけるのではないでしょうか。

家具蔵各店に様々な表情を持った一枚板が多数用意されています。

ここでご紹介した樹種以外にも遠くアフリカの大地から日本にやってきたサペリ、ブビンガ、パープルハート等々。

また北米からもブラックウォールナットやブラックチェリー、ハードメープル、ホワイトアッシュ。

日本からも北海道産のナラやタモ、セン、トチ、クルミ…。

それぞれの一枚板が魅せる風合いはどれも魅力的なものばかりです。

お住まいのシンボルとして、ぜひ無垢材一枚板でテーブルを作ってみませんか。

皆様のご来店をお待ちしております。

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