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環境破壊の現状を知る その1

2018.2.20

世の中のモノはすべからく何か「資源」に依存してできています。

私たち家具蔵にとっても、木という「資源」はとても大切なもの。

この資源には限りがあり、また、そこには「環境破壊」という言葉がついてまわります。

この環境破壊は、私たち企業や日本のみならず、全世界で考えていく事柄であることは言うまでもありません。

ともすれば一人歩きしてしまいそうなこの「環境破壊」そして「エコ」という言葉を考える意味で、今回は、家具という側面から2回に分けて考えていきたいと思います。

環境破壊

 

買い替えサイクル10年


突然ですが、皆さんの家の家具で隅の方の塗装が剥がれたり、貼ってある表地がめくり上がっているものはありませんか?

これはプリント合板や突板などで作ってあることから起きることで、こういった家具を長年使い込むと10年も使えばかなりボロボロになり、新しい家具に買い替えなければいけなくなる場合がほとんどです。

多くの皆様がこんな経験をお持ちではないでしょうか。

諸説ありますが、一般的には「10年で家具を買い替える」というサイクルが主流とされています。

それを繰り返していたら、ライフサイクルコストや環境の面から考えて本当に有効なのでしょうか。

いわゆる一般的な家具の多くが使い捨て家具となっていきます。

使い捨てなので当然廃棄されなければいけません。

ただ私たちもそうですが、不要回収に出した後は、その先の行く末を見ていないので、実感がないと思います。

 

木材の廃棄においては、再生利用以外はおおよそ焼却処分となります。

その際、二酸化炭素の発生や燃焼によるダイオキシン類の発生が大きな問題となっています。

10年1サイクルで買い替えが起こる家具では、大多数が焼却処分になります。

また、近年、アウトレット店や市町が運営するリサイクルセンターが不要品として回収し、二次販売をするケースもありますが、10年以上使われて劣化の激しいものは基本取引の対象外になっている現実があります。

そもそも引取りを拒否するところも意外と多いのです。

中古品店やリサイクルセンターも比較的回転率の高いものだけ買い取りを行うので、偏りが多いといわれています。

このような背景を考慮するとやはり、廃棄処分⇒焼却処分になるという流れは否めません。

大量消費社会において、買い換えサイクルを早めることは、地球温暖化に加担することでもあります。

廃棄される家具

 

CO2排出量問題


CO2排出量は地球温暖化に大きな影響を及ぼしているというのは、今や一般的な常識として認知されるほどになっています。

このように近年環境問題がクローズアップされる中で、CO2排出量の削減が叫ばれていますが、実際CO2の排出量の計算はどのように行うのか、1人当たりの1ヶ月のCO2排出量がどれくらいなのか、また1世帯あたりのCO2排出量がどの程度で、そのCO2の排出量を削減する為にはどのような事をすればよいのかといった、具体的な取り組みについて理解できている人は意外に少ないはずです。

CO2排出量といえば、一番最初に自動車のCO2排出量が思い浮かびます。

また世間一般でも地球温暖化の原因は自動車から排出されるCO2排出量がおおきなウエイトを占めていると思われがちですが、この認識は必ずしも正しいとは言えません。

CO2は一般住宅を始め電力会社や石油会社、その他の運輸産業など自動車以外からも排出されており、むしろこういった分野からのCO2の排出量は自動車よりも遥かに多いのです。

しかし、今や私達の現在の生活に電気やガスは欠かせないものであり、CO2の排出量が多いからといってすぐに削減するのは難しいのが実状です。

そういった観点からも、1世帯から排出されCO2排出量がどれくらいなのかというのをイメージ的にとらえることがまず重要です。

そのなかで一人ひとりが地球温暖化防止への貢献として、「日々の生活の中で出来ること」からCO2の排出量の削減に貢献していく事が求められています。


一部の国や学者の間では、地球温暖化とCO2の排出量の直接的な因果関係は認められておらず、地球温暖化の原因がCO2によるものだとは言い切れないという意見もあります。

しかし、CO2の排出量の推移は年々増加しており、また、国別のCO2排出量も新興諸国では急速な経済発展に伴い増加しています。
そして、こういったCO2の排出量の増加に伴い、世界各国では近年さまざまな異常気象が発生しています。

世界的に見ればツバルの水没、アラスカのデナリ国立公園のサンセット氷河の消失、また日本に目を向けると、毎年のように夏に起きるゲリラ豪雨などの異常気象が挙げられます。

このような現状は、私たち人類がこの地球上で生存していく上では大きな問題であり、早急に対策を行う必要に迫られています。

 

この続きはコラム「環境破壊の現状を知る その2」にてご紹介します。

 

そちらもどうぞご一読ください。

森林 陽光

 


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