木の特性を活かした家具づくり

木の特性を活かした家具づくり

KAGURAは、木の家具を作っています。

木は、地球が育んだ大自然の象徴。太古の昔から、何億年という時間をかけて、進化を遂げてきました。 人類は、その誕生以降、衣・食・住のさまざまな場面において、木の恩恵を受け続けてきました。ある時は、燃えさかる炎で身体を温め、ある時は、豊かな実りで空腹を満たし、ある時は、道具や住まいに形を変えて…。人類にとって、木はまさにパートナーとも言うべき、掛け替えのない存在なのです。このように、木と人類の歴史を振り返ってみると、暮らしの中に木を取り入れることは、むしろ自然なことのように思えてきます。
だからこそ、私たちは木を使い、暮らしに必要な家具を作るということに、こだわり続けています。木に触れた時の感動を、家具を通して、どこまで再現することができるか。一本の木が家具に生まれ変わる時、その持ち味を、どこまで生かすことができるか。私たちは、大自然からの贈り物である貴重な木を、木材として余すことなく生かしきることで、世代を超えて使い継がれる確かな品質の家具を作り続けていきたいと考えています。
世界中の森で、永い年月を糧にして育った木々。その強くしなやかな生命は、私たちの志によって、家具の生命へと生まれ変わります。木を介して、世界中の森と語り合うように、私たちは、作り出す全ての家具と向き合っています。無駄のない造形に、大自然への感謝の思いを込めて。

一本一本の丸太との出会いから

一本一本の丸太との出会いから、
KAGURAの家具作りは始まります。

永い時間をかけて育った一本一本の丸太との出会いから、KAGURAの家具作りは始まります。選りすぐりの良材は、国内はもちろん海外にも目利きの職人が直接出向き、原木の状態で購入。
製材にも立ち会い、丸太の割れ具合やコブ、ナリの状態でその木の性質を見極めながら、挽き方まで細かく指示します。
また、家具に用いる木には適材適所があるため、木目を読みながらどのようにして使うかを見極めることも大切です。例えば、木目がまっすぐな部分はテーブルやボードの脚に、節の周辺のカーブしている部分はチェアの笠木に…という具合に「木目もデザインの一部」として捉え、その生かし方を考えるのです。

人の暮らしになじむ本物の家具

人の暮らしになじむ本物の家具を
丁寧に作り続けます。

創業以来、KAGURAが変わることなく貫いてきたのは、人の暮らしになじむ本物の木の家具を丁寧に作り続けるという基本姿勢です。
それらの家具の一つひとつの形には、意味があり、機能があります。そして、優れた機能には、美が宿ります。人の体になじむフォルムは、そのまま美しいデザインとして完成し、家具を超えた存在感を漂わせます。

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