2016.10.16
「床材の選び方 -第三回-」

皆さん、こんにちは。

ここ数日、グッと気温が下がって「過ごしやすい」を通り過ぎて少し肌寒さを感じる日も増えてきました。

ここ数年「秋」の期間が短く、夏からすぐに「冬」に移行するような感覚をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

季節の変わり目や寒暖の差があると体調を崩しやすいもの。

皆様、体調などにもどうぞお気を付け下さい。

 

集中連載ブログ「床材の選び方」は今回が最終回。

初回は無垢フローリングの種類や性能について、

前回は「複合(複層)フローリング」のお話をご紹介しました。

詳しくは前回ブログなどをご参照下さい。

http://www.kagura.co.jp/blog/entry-000373.html

今回は、いわゆるコルクやクッションフロア、タイルなどの「その他の床材」について

ご紹介していきましょう。

 

【コルク】

 

コルク樫の樹皮を原料とした圧縮成形した木質系の床材で、ナチュラルな素材感、弾力性や吸音性、断熱性に優れています。

(足腰への負担も少なく、万一転倒しても衝撃が緩和されるというメリットも)

高齢の方の居室や子供室に向いているかもしれませんね。

無塗装のもの、ワックスやウレタン塗装仕上げなどもあり、性能やカラーバリエーションも様々です。

仕上げによっては水にも強いタイプもあり、その場合はキッチンや洗面室などにも使用しているケースも見かけます。

一般的な複合フローリングより高価なのと、しみ込んだ汚れが取りづらい点、角部分から剥離しやすい点は要注意です。

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【クッションフロア】

 

CFシートと呼ばれることもある、塩化ビニールを用いた長尺(ロールシート状)の床材です。

耐水性、対汚性に強く安価なのと、モノを落下させても音が下に響きにくいため、賃貸マンションなどでも良く見かけます。

施工が比較的簡単なので、DIYで張り替えることも可能です。

フローリングや大理石、タイルを模したもの、防カビ加工や抗菌・消臭機能を持つタイプなど種類も豊富。

ただ、熱には弱く、経年による劣化なども起こりやすいので足触り感など含め、お好みが分かれるところかもしれません。

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【タイル】

 

タイルは耐久性や耐水性が高く、色・デザインなどが豊富な素材です。

居室では、キッチンやダイニングに用いるほか、インナーテラスとしてリビングの一角にタイルを取り入れることや、ペットの居場所の床材としてプランニングされることも。

目地の汚れ、足触りの冷たさや堅さ、滑りやすさ、割れのリスクなどに注意が必要ですが、目地の汚れについては大型のタイルを用いて目地を少なくすることや、色目地を用いるなどの対処方法が考えられます。

その風合いと傷が付きにくい耐久性は秀逸で、張り替えなしで長期使用が可能な点については住宅というものを育てていく感覚のある日本家屋で多く使われてきたことと共通点がありそうですね。

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【畳】

 

皆様にとってもおなじみの「畳」。

大きく分けて、畳床が天然素材の稲わらを用いた本畳のほかに、畳床に天然木質繊維やポリスチレンフォーム板を用いたものなどもあります。

最近では、畳表に和紙、麻や草木を用いた商品などもみられます。

カラーバリエーションも揃っているので、さまざまな使い方ができるでしょう。
「琉球畳」に代表される、畳縁のないタイプや正方形のタイプ、移動が可能な置畳や箱畳のようなタイプも注目され、モダンな空間にも取り入れることが可能です。

例えばフローリングの上にラグのように敷くというスタイルも見かけますね。

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ざっと、代表的な床材をご紹介しました。

それぞれの床材に特性やメリット・デメリットがあり、どういったものを選ぶかで空間のグレードや暮らしの質が変わります。

家具蔵では家具のこと以外にも、こうした住まいにまつわるお悩みやご相談はいつでもお伺い致します。

家具と建築、両方が揃っての心地よい住まいです。

毎日続く、じんわりと感じることができる幸せをお手伝いさせて頂きます。

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