2016.10.02
「床材の選び方 -第二回-」

皆さん、こんにちは。

街には今年もキンモクセイの香りが漂う時期になりました。

ブログ担当者もこの香りで秋の到来を感じ、これから来る紅葉の季節に思いを馳せることが多くなります。

日々せわしい毎日の中で、ホッと安らぎを与えてくれる秋の香りです。

 

さて、前回からご紹介しております「床材の選び方」。

前回は無垢フローリングの種類や性能についてお話ししました。

(詳しくは前回ブログhttp://www.kagura.co.jp/blog/entry-000372.htmlをご覧ください)

我が家も無垢フローリングにしてみたい!という方も多いのではないでしょうか?

今回は同じ木質のフローリングでも、「複合(複層)フローリング」(以下複合フローリング)のことをお話ししていきます。

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●複合フローリングとは

 

複合フローリングとは、これまで一般的に『フローリング』と呼んでいた床材のことです。

この複合フローリングが主流になってきたのは昭和40年頃から。

カーペットや塩ビタイルに代わるものとして、昭和60年頃からは代表的な床材になりました。

多くの建売住宅や新築マンションでは、複合フローリングが多く用いられています。

素材や色、価格など商品バリエーションが豊富なことから、多くのハウスメーカーやデヴェロッパーの標準仕様となっているのを良く目にします。

 

複合フローリングは、合板などの基材の表面に化粧材を張り合わせたものです。

用いる化粧材によって、薄く削った天然木の単板(突き板)を用いるタイプと、化粧シートなど特殊加工の化粧材を張ったタイプに分けることができます。

 

最近では、この化粧シートタイプの商品バリエーションが豊富にあり、デザイン性だけでなく、さまざまな機能を持つものも多くみられます。

耐水性、耐汚性、耐摩耗性、耐傷性などが高められた商品。

ペットに配慮したもの。

既存の床の上から張ることができるリフォーム対応の商品。

その機能もニーズに合わせて様々です。

 

また、表面加工の技術の進歩により、それぞれの樹種特有の柄や木肌の凸凹までを再現したものもあり、無垢フローリングを使用することが難しい場合でも、高価な材の風合いを手軽に取り入れることができるのも魅力のひとつでしょう。

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●そのメリットとデメリット

 

メリットは「デザインや色が豊富」であり、「耐摩耗性や耐衝撃性、遮音性など部屋の用途によって選べる商品が多い」というところでしょうか。

比較的、無垢フローリングと比べ安価という点もポイントですね。

  

デメリットは「表面がはがれるような傷は補修が難しい」「踏み心地が硬い 」といった部分があります。

「積層で接ぎあわせることによって多量に使われる接着剤の臭いや成分が及ぼす影響」といった点もありますね。

 

キズなどもそのまま風合いとなり、その感触が癒しとなるといった部分で無垢材特有の「経年変化を楽しむ」「優しい肌触り感」といった点を重視する方が多いのもまた事実です。

ただ、大事なのは個々に違う生活スタイルの中で「何を重視するか」です。

床は空間イメージを決める大きな存在。

理想の空間イメージに合わせて、樹種や色はもちろん、表面の仕上げ方法や幅、ツヤにもこだわって選ぶと部屋全体の完成度が格段に上がります。

 

次回は木質フローリング以外の床材についてのお話を。

ご期待ください。

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